ヘアカラーイベント
「ヘアカラーは私達に何をもたらすのか。」JHCA HAIR COLOR CONTESTをお届け!

「ヘアカラーは私達に何をもたらすのか。」JHCA HAIR COLOR CONTESTをお届け!

「ヘアカラー」と聞くと、“ただカラー剤を塗り、染める”というイメージをお持ちの方、多いのではないでしょうか。 決してそんなことはありません!同じヘアカラーのスタイルというものはないのです。ハイライトやローライトで動きのあるカラー、こだわりの調合。 ヘアカラーが私たちにもたらしてくれるものとは…?

2018年4月24日(火)舞浜アンフィシアターにてJHCA(NPO法人 日本ヘアカラー協会)による「HAIR COLOR CONTEST 2018」が開催され、ビューティーナビ編集部が潜入取材をしてきました!
今大会のテーマは、『HAPPY ♪♪♪ Hair Color Highlight Magic』です。
一体どんなスタイルが作られていくか…!乞うご期待!

競技説明

今回のコンテストは、“トレンドファッションアワード” “オトナ・ステキアワード” “プラチナアワード”の3部門に分かれています。
競技時間は、トレンドファッションアワード、オトナ・ステキアワードが2時間半、プラチナアワードが10分です。
トレンドファッションアワードとオトナ・ステキアワードは、その場でカラーからスタイリングまで行い、プラチナアワードは、事前にカラーは済ませているため、スタイリングをその場で行います。

そして表彰は、ゴールデングランプリ、準グランプリ、優秀賞、メーカー特別賞、美容ジャーナル賞、一般ジャーナル賞の6部門で行われます。

果たして、誰のスタイリストのどんな作品が表彰されるのでしょうか!?

競技スタート!

ステージ上には多くのモデルとスタイリスト、アシスタントが勢揃いし、競技がスタート!

テーマが、『HAPPY ♪♪♪ Hair Color Highlight Magic』ということもあり、ハイライトを施したスタイルがたくさん!
様々なスタイルでホイルワークが見られ、ゲストの皆さんも注目されていました。

こちらはなんと、ホイルの中でカラー剤をブレンドするためにこういった塗り方をしているそうです。
この技術にはゲストも審査員も驚きのご様子。大きなビジョンに映し出されると、会場からも注目が集まっていました。

スタイリングも含んだ競技時間のため、薬剤を塗布しながらメイクも施していきます。

カラー剤をその場で塗布するため、ステージ裏には多くの仮設シャンプー台が!
シャンプースペースで足りない部分にカラー剤を塗布したり、洗い流す順番のこだわりなど、施術スペース以外でも作品は作られていきます。

また、このシャンプースペースで一番必要なのは、お水。「水が足りない!」などのハプニングが起きないようにスタッフの方が水の運び込みを行っています。
これもすべて出場者が施術に集中できるようにという配慮があってのもの。
スタッフの方たちの機敏な動きがあるからこそ、このシャンプースペースでもコンテストに集中できるそうです。

競技終了!

全ての部門の競技が終了し、審査員による審査がスタート!
完成された作品は、どれも個性的で素敵なスタイルばかりでした。

ウォーキングステージ

審査終了後、ダンサーによる神秘的かつ豪華なパフォーマンスで会場のボルテージは最高潮に!
そんななか、モデルによるウォーキングステージがスタート★
どのモデルもテーマに沿ったファッションと、素敵なヘアカラーを身に纏いステージ上をウォーキングしていました。

遂に結果発表!!

全モデルのウォーキングを終え、ついに結果発表。
会場の空気は一気にピリッとした雰囲気に。出場スタイリストはもちろんのこと、応援にかけつけたサロンの仲間たちも固唾を飲んで着々と準備されていくステージを見守ります。
取材に来た私たちでさえも緊張する瞬間でした。

それではここで各部門の表彰者をお伝えします!

一般ジャーナル賞

トレンドファッションアワード:【京都ブロック】Be fine 高橋 みさき
オトナ・ステキアワード:【関東ブロック】Kakimoto arms 川俣 百合香
プラチナアワード:【四国東ブロック】Hair Make SHIN'S 秋山 弘人

美容ジャーナル PREPPY賞

トレンドファッションアワード:【東北ブロック】Colette HAIR 木戸口 聖奈
オトナ・ステキアワード:【関東ブロック】Kakimoto arms 篠田 佳奈
プラチナアワード:【関東ブロック】imaii sceana × colore 花澤 有志

美容ジャーナル Tokyo Fashion Edge賞

トレンドファッションアワード:【東北ブロック】Colette HAIR 木戸口 聖奈
オトナ・ステキアワード:【北関東ブロック】FELICITA 奥田 茜
プラチナアワード:【中部ブロック】U hair 谷本 育美

美容ジャーナル BOB賞

トレンドファッションアワード:【関東ブロック】Kakimoto arms 齋藤 嘉一
オトナ・ステキアワード:【北関東ブロック】FELICITA 奥田 茜
プラチナアワード:【関東ブロック】imaii sceana × colore 花澤 有志

美容ジャーナル Snip Style賞

トレンドファッションアワード:【関東ブロック】Kakimoto arms 齋藤 嘉一
オトナ・ステキアワード:【関東ブロック】Kakimoto arms 篠田 佳奈
プラチナアワード:【関東ブロック】Kakimoto arms 田部井 優子

美容ジャーナル HAIR MODE賞

トレンドファッションアワード:【中部ブロック】EAST HAM 深尾 麻衣
オトナ・ステキアワード:【中四国西ブロック】SALON DE FACE 北川 裕規
プラチナアワード:【北陸ブロック】plus 大山 夏海

美容ジャーナル SHINBIYO賞

トレンドファッションアワード:【四国西ブロック】la vie BEAUTE est AVEDA 久保浦 隆太
オトナ・ステキアワード:【九州北ブロック】HAIR MAKE age 黒木 孝輔
プラチナアワード:【関東ブロック】Kakimoto arms 田部井 優子

美容ジャーナル TOMOTOMO賞

トレンドファッションアワード:【関東ブロック】imaii sceana × colore 花澤 有志

メーカー特別賞

トレンドファッションアワード:【関東ブロック】Kakimoto arms 齋藤 嘉一
オトナ・ステキアワード:【中部ブロック】U hair 高井 由香里
プラチナアワード:【北関東ブロック】EMU International 小河原 麻理

優秀賞

トレンドファッションアワード:【関東ブロック】Kakimoto arms 豊田 麻美
               【新潟ブロック】ITAKURA 加藤 綾香
               【九州南ブロック】piLa ichi八代本店 Jonney
               【九州北ブロック】HAIR MAKE age 佐伯 昌美
               【新潟ブロック】SNIPS LIFE DESIGN 五十嵐 亮
               【関東ブロック】ARTRUSH 新妻 佑太

オトナ・ステキアワード:【九州北ブロック】HAIR MAKE age 黒木 孝輔
            【関東ブロック】Kakimoto arms 川俣 百合香
            【関東ブロック】Kakimoto arms 松原 和成
            【関東ブロック】Kakimoto arms 西野 睦代
            【北関東ブロック】FELICITA 奥田 茜
            【関東ブロック】Claude MONET 塚本 紀幸

プラチナアワード:【京都ブロック】Be fine becs 泊 増美
         【中部ブロック】SARA SO-JU 鳩野 裕子
         【四国東ブロック】Hair Make SHIN'S 秋山 弘人
         【関東ブロック】Kakimoto arms 田部井 優子
         【北陸ブロック】plus 大山 夏海
         【中部ブロック】U hair 高橋 仁美

準グランプリ

トレンドファッションアワード:【関東ブロック】Kakimoto arms 田中 正則
オトナ・ステキアワード:【関東ブロック】BLANCO 伊佐治 稚佳
プラチナアワード:【中部ブロック】U hair 谷本 育美

ゴールデングランプリ

トレンドファッションアワード:【東北ブロック】Colette HAIR 木戸口 聖奈
オトナ・ステキアワード:【関東ブロック】Kakimoto arms 篠田 佳奈
プラチナアワード:【関東ブロック】imaii sceana × colore 花澤 有志

※敬称略

表彰後、2017年度JHCA委員長の野村 慎二さんより総評があり、その後2018年度委員長へとバトンが渡されました。

最後に…

競技開始から閉会まで、出場スタイリスト、モデル、そしてサロンの仲間たち皆さんの緊張感が伝わってくるコンテストでした。
また、今回のコンテストでは、多くの涙が印象的で、「どうしても賞が欲しかった」「去年悔しい思いをしたからこそ頑張れた」等、涙ながらに語る姿がとっても素敵で、筆者も思わず目頭が熱くなりました。

テーマに“ハイライト”とあるように、ハイライトの作品が数多くありましたが、その中でも、工夫を凝らしたり、色味を入れたり、ひとつも同じハイライトは存在していませんでした。
ヘアカラーは、私たちを一瞬で違う世界に連れて行ってくれます。
そんな魔法を使いこなすのは、今回出場されているようなスタイリストやカラーリストの皆さんです。

ヘアカラーはこの先どこまで進化をしていくのか、私たちをどんな世界に連れて行ってくれるのか、目が離せませんね!

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