寺尾拓巳が提案する「オフィスで浮かないカラーリング」
秋冬に近づくにつれて、カラーリングの色味を暗く、もしくは濃くされる方が増えてきました! そんな時期に合わせて、今日は「オフィスで浮かない、浮いてこないカラーリングづくり」について書きたいと思います!
会社で働いている方は基本的には明るくできない
働いている方々は少なくとも会社に属しているわけで、その会社には少なくとも「社則」なるものがあるわけで、それが厳しい、厳しくないに関わらず、ハイトーンや明るいベージュにされる方ってなかなか少ないと思います。
あまり明るくない人々の中に明るい髪色の人が一人いると、目立ちます。これが、オフィスで浮くということですね。
なので、「オフィスで浮かない」と、いうことは「明るさがあまり明るく見えない」と同義語かなと思います。
なので、明るすぎないけど色の違いがわかる7~9レベルの明るさのカラーリングが良いと思います!
浮かないけど馴染みすぎもNG
「まわりと馴染みすぎて、一緒なのも、ちょっと、、、」と、いうのが乙女心というもの。オフィスで浮かないけど、浮かなすぎて馴染んでしまうのは、もっとダメだと思うので、どこか変えたいところ!!!
そこで、寺尾から提案させていただくのは、
透明感のあるカラーリング!!!!
透明感があるカラーとは?
基本的に、カラーリングの色は大きく分けて2色に分かれます!暖色と寒色です!
暖色って?
赤みのあるカラーリングです。レッド、ピンク、オレンジ、赤紫etc。
日本人特有の赤みを生かしたカラーリングで、特徴としては、艶っぽく、いい意味で重みのある雰囲気になります。
寒色って?
赤みのないカラーリングです。アッシュ(青)、マット(翠)、ベージュ、などは寒色に分類されます。日本人はもともと持っている色素、メラニンに赤みが多いため、寒色を好む傾向があります。
透明感のある柔らかいカラーリングはやっぱり寒色系かなと思います!
ただ、寒色系のカラーは明るさを暗くすると、日本人がもともと持っている赤み、ブラウンみと相まって、ブラウンっぽさが出てしまします。
ただ、先に書いたように明るさはあまり明るくできません。なので、今回は明るさは明るくないけど、色味がしっかり分かるカラーリング
『透明感カラー』
を紹介させていただきます!!!
Point.1 明るい薬と暗い薬のミックス
基本的に、カラーリングは同じような明るさのお薬をミックスする場合が多かったりするんですが、ここではあえて、明るくするお薬と、暗く濃いお薬をミックスします。
そうすると、一回のカラー放置時間の中で、一度明るくなって、その後、暗いお薬がぐぐぐっと反応します。そうすると、ダブルカラーをしたような透明感のあるカラーリングになります!
もちろんダブルカラーをした色よりは、透明感は劣りますが、ダブルカラーをするよりもダメージが少なく、色持ちも良いです!!!
明るい薬と暗い薬のミックスでつくる「プラチナグレージュ」
プラチナマット(グレーがかった緑色)とグレー(灰色)をベースに、黄色く退色しづらくするようにヴァイオレット(紫色)をミックスしました(^^)
日本人特有の赤みを撃退して、透明感が出るようなカラーリングですね♪
明るい薬と暗い薬のミックスでつくる「ブルージュ」
“ブルージュ”は、ブルー×ベージュのヘアカラーです。青み感がベースなので外国人のような透け感と柔らかい色合いが特徴ですね!
流行りの無造作ヘアとも相性抜群!動かしたスタイルにも合うしストレートタッチでツヤ感を出してもいい感じです(^^)
明るい薬と暗い薬のミックスでつくる「アビスブルーグレージュ」
アビスブルーは今までのブルージュのようなくすみ感が少ないブルーですが、あえてそこに淡いグレーのライトグレーを混ぜることで透明感をUPさせたカラーリングになってます!
くすませすぎないカラーなので、透明感があり、ライトグレーをミックスさせることで、日本人との肌色と相性も良いです!そして、ラベンダーも少し入ってるので黄色く抜けずらいです!
Point.2 ハイライト、ローライトを組み合わせる
ハイライトやローライトを組み合わせたカラーリング
ハイライトとローライトを組み合わせることで、3Dカラーとなり、より透明感と柔らかさのあるカラーリングになります!ハイライトだけだと、もちろん透明感は出るんですが、同系色のローライトを施すことで、色が明るくなりやすくなるのを防ぎ、色持ちがUPして見えます!!!
ハイライトを組み合わせた「ミルクティーベージュ」
細かく、細いハイライトを全体的に入れて、一度シャンプーした後、全体に淡いミルクティーベージュをカラーオン。メッシュのような奇抜な感じにならないようにハイライトを入れているので、全体的に透明感がUPします!
ハイライトとローライトを組み合わせた「ペールグレージュ」
表面はローライトを多く、襟足にはハイライトを多く入れて、淡いペールグレージュをかぶせて、カラーリング。そうすると、根元から毛先にかけてグラデーションがかったような、透明感のあるカラーリングになります。
赤みやオレンジ味を抑えて、透明感のあるグレージュになっています!
ハイライトとローライトを組み合わせた「ウォームトープカラー」
ウォームトープカラー。簡単に言うと、グレーがかったブラウンです。
ブラウンは日本人の持つメラニンを考えると、カラーリングの中では一番相性が良くツヤ感も申し分ない色。ただ、ツヤ感だけでは今年の秋冬はもの足りないので、そこに高明度のグレーをミックスさせて寒色にして、透明感をプラスしています!
オフィスで浮かないカラーリングはつくっていくモノ
「オフィスで浮いてこない透明感カラー」のポイントは、外国人風カラーなど、普通の赤みのないカラーリングに比べて、色持ちを良くするように、また、色味が長続きするように作られています!!!
なので、このカラーリングを続けていくと、「オフィスで浮かない」→「オフィスで浮いてこない」になっていき、透明感のあるカラーリングが長続きします!
時間をかけて、回数を重ねれば重ねるほど、綺麗な髪色になっていきますので、一緒に「オフィスで浮かないカラーリング」をつくっていきませんか?
カラーリングのこと、なんでもご相談ください(^O^)/